教養・仕事

【全力English!】 大人の学び直しで英語資格に挑む。

こんにちは、那由他です。
今回は英語学習についてお話しします。

以前、大人の学び直しについて色々とお話ししましたが、
それらを深掘りしてシリーズでお伝えします。

私は英語が話せることを単純にカッコいいと思っていますが、
英語は仕事や旅行、資格勉強など色々なシチュエーションで役に立ちます。
今回は以下の内容でお話しします。

全力English! 今回の内容
  • 日常英会話
  • TOEICと英検どちらを受ける?
  • 英検準2級にチャレンジ!
  • その他資格

資格の勉強をしたいのか、英会話を学びたいのかなど、
目的によって学び方も変わってくるので
その辺をお話しできればと思います。

今回の内容で英語を学び直そうと考えている人の情報収集に
役立てられると幸いです。

日常英会話

まずは日常会話で最低限使用する英会話を
学びたい人向けにお話しします。
会話は相手と意思疎通できればそれで十分です。
相手も理解しようと耳を傾けてくれたりします。

記憶を定着させるために洋楽、洋画、音声教材などを聴いて、
毎日英語に触れるようにしましょう。
好きな曲や映画だと楽しくモチベーションを維持できます。
そして耳で聴くだけでなく、自分の口で発音するようにしましょう。
発音する際はあまり意味が分かってなくてもOKです。
継続して少しずつ理解していけば大丈夫です。

お勧めの書籍は以下の通りです。

「毎日の英文法」/James M.Vardaman著 /朝日新聞出版
ネイティブがよく使うフレーズを
55のテーマと9つのその他テーマに凝縮した1冊です。
著者曰く、楽な語学習得方法は無いと断言しており、
とにかく毎日フレーズを聞いて発音するアウトプットを重視しています。
この1冊で日常英会話パターンの大部分を学ぶことができます。
音声を無料でダウンロードできるので、
必ず音声とセットで学ぶようにしましょう。

「毎日の英単語」/James M.Vardaman著 /朝日新聞出版
先程の「毎日の英文法」と同じく早稲田大学の
ジェームス・M・バーダマン教授による著書です。
日常頻出語の90%をカバーできるという1冊です。
ただ単語を1語1語覚えるのではなく、シチュエーション別に
約2,000語、751のコロケーションで学習できるので
イメージがしやすいです。こちらも音声をダウンロードして
セットで学びましょう。

「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」/
山田暢彦著/学研教育出版

長い間英語に触れていなかったら中学レベルの知識も
危うい場合があります。
そんな時にこの1冊で中学3年分の英語が網羅されているので
総復習ができ、学び直しにうってつけです。
イラストも可愛くて見やすく、YouTubeで解説動画を
見ることができます。
音声CDも付いています。

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」/
森沢洋介著/ベレ出版

英語を実践的に覚えるまで聴くことができても
自分が思ったことを日本語から英語に変換するのは
意外に難しいものです。
これまでとは逆に頭に英作文回路を作ることを
目的とした1冊です。
音声CDも日本語から話してくれるので練習しやすいです。

スタディサプリ
書籍の他にお勧めなのは、
スタディサプリという英会話アプリです。
日常英会話、ビジネス英語、TOEIC対策、
3種類のコースの動画講座を月額制で学べます。
更にオプションでオンライン英会話も可能です。
携帯で隙間時間に学習できるのがいいですね。

一通り日常英会話の勉強についてお話ししましたが、
初心者の人が外国の方と話す時は
文法などの細かい部分は一旦置いといて、
ボディランゲージなどを最大限活用しながら
積極的に話すようにしましょう。
極端な話、単語だけでも伝えることは可能です。

TOEICと英検、どちらを受ける?

英語の資格勉強を始める上での永遠のテーマとして、
TOEICと英検、どっちがええねん問題が発生します。
まずは二つの違いを知ることから始めましょう。

●TOEIC
※受験者の多いListening & Reeding Testを前提として話します。
世界160カ国で実施されているグローバルスタンダードなテストで
合否は無く、10〜990点のスコアで評価されます。
単純な読み書きではなく、実際にオフィスや日常生活で使うような
コミュニケーション能力を評価するテストとなっています。

会社で昇進や海外赴任の際に、また大手企業の採用条件として
TOEICの高得点が必須になることもあり、社会人で多くの人が受験します。
高得点を取っていると就職・転職で有利になることでしょう。

年間実施回数はその年によって変動しますが、2022年度は13回開催されます。
リスニングを約45分で100問、リーディングを75分で100問、2時間で200問
問題を解くスピードが要求されます。

テスト結果に有効期限はありませんが、公式認定証の再発行が
受験した日から2年以内と決められているため、無くさないように
注意しましょう。

●英検(実用英語技能検定)
中高生を中心に年間約360万人が受験するという、日本人にとって
スタンダードな英語資格となります。
※「英検」「英検IBA」「英検Jr」の合計人数

最近はTOEICの勢いが凄いですが、英検を侮る勿れ、
取得していると中学入試や高校、大学の推薦入試で活用でき、
更には大学の単位まで認定されるという、
学生にはメリットの大きい資格となります。

3級以上となるとリスニング、リーディングだけでなくライティングや
二次試験の面接でスピーキングと、4技能を評価されるので
ビジネスにも活かせる資格です。
年間3回実施され、一度取得したら有効期限はありません。

TOEICは何点を、英検は何級を目標にすれば良いかざっくりと目安を紹介します。

TOEICスコア、英検各級の目安

TOEIC

  • 350〜495点 高校中級レベル、英検準2級クラス
  • 500〜595点 高校卒業レベル、英検2級クラス
  • 600〜695点 大学中級レベル、英検2級〜準1級クラス
  • 700〜795点 大学中級レベル、英検準1級クラス
  • 800〜895点 社会生活を支障なくこなせる。英検準1級クラス
  • 900点以上 英語神の申し子。英検1級クラス

英検

  • 5級 中学初学レベル
  • 4級 中学中級レベル
  • 3級 中学卒業レベル
  • 準2級 高校中級レベル
  • 2級 高校卒業レベル
  • 準1級 大学中級レベル
  • 1級 大学上級レベル。英語神の申し子。

長いこと英語を離れていた社会人が英語を学び直すなら、
TOEICはまずは500点、英検なら3級や準2級を目指すのが
いいかもしれませんね。

お子様に英語を習わせて早い段階で英検5〜3級の受験を視野に入れると
将来、入試などで役に立ちそうです。

就職、転職で履歴書に書くならば
TOEIC600点、英検2級レベルを目指しましょう。

昇進や海外赴任、大手企業就職であれば
TOEIC700点以上、英検準1級以上の神レベルを
目指すことになりそうです。

それぞれの目的に合わせて目標を定めましょう。
いずれにしても英語スキルを上げられると思うので、
是非ともチャレンジして見てください。

英検準2級にチャレンジ!

私は大学受験以来の20数年間、
あまり英語に触れることがありませんでした。

高校在学中に英検3級を取得しましたが、
マークシート式だった当時とは形式が異なっています。
英語の学び直しを紹介している手前、せっかくなので
私も英検にチャレンジしてみる事に決めました。

実は最初、2級を受けようと思ったのですが、
いざ書店で過去問を見てみると…。

ライティング…難しくない?

英語で問われたたった一つの質問に対して80〜100語の単語で
解答するという恐ろしいもの。
日本語でもちゃんと答えられるか不安なのに、単語のスペルや
文法を間違わずに書けるのだろうか?

瞬殺で目標を準2級に下方修正しました笑。
まあ、簿記の時にもお話ししたように、
やはり基礎を固めてから前進することが大事ですからね。
言い訳じゃないですからね。

とりあえず英単語を覚えることと試験の内容を
知ることから始めます。
そんなわけで、以下の参考書を購入しました。

「英検3級 でる順パス単」/旺文社

「英検準2級 でる順パス単」/旺文社

「直前1カ月で受かる 英検準2級のワークブック」/武藤一也・森田鉄也著/KADOKAWA

3級レベルの英語を理解している前提の
勉強になりそうなので、英単語は3級から覚えます。
ワークブックは英検で一番重要となるライティングを
解く秘訣の「型」、解答に導く考え方がとても参考になりました。

まずは単語を書いて、声に出して、聞き取る練習を
ひたすら行い、文法で悩んだら都度中学英語に戻る。
その後過去問にチャレンジして試験に臨む。
仕事やブログの傍らでの学習なので、当然時間はかかると思います。

果たしてどうなることやら。

その他資格

英語は他にも様々な資格が存在します。
一部を紹介しますが、それぞれの目的に合わせて
ご検討ください。

●TOEIC®︎ Speaking & Writing
先程紹介したTOEIC®︎ Listening & Reedingとは対象に、
スピーキングとライティングを評価するテストです。
リスニング、リーディングだけじゃ足りない、という人に
残り2技能を補完して学べる資格になります。

●TOEFL
アメリカ留学する時や、大学院入試の英語科目免除の条件として
活用することができます。
4技能を評価するテストです。

●IELTS
イギリスやオーストラリアへの留学や、
移住する時に必要になったりします。
こちらも4技能を評価します。

進学、就職などの他に留学や移住など、
海外で活躍したい人向けの資格もありますので、
色んな選択肢に合わせて情報収集して見てください。

終わりに

今回は英語の学び直しについてお話ししました。
今の社会はネットもつながり、外国の方と簡単に話せる時代になりました。

自分の好きな洋楽や映画など、話している意味が
わかれば最高ですし、仕事や日常生活、旅行などでも
英語はあらゆるシーンに活躍できるスキルです。

言葉の選択肢が増えることで、
自分の視野を更に広げ、成長につながることは
間違いないと思います。

今回の内容で英語を学び直そうか検討中の人が
TOEICや英検などの資格にチャレンジしたり、
英会話を学ぶきっかけになれば幸いです。

数え切れぬほどの夢を、僕らに。
不可思議デイドリームでした。
またお会いしましょう。